

PC-9801。小学生の時に駄々をこねて父親に買って貰ったNECのデスクトップコンピューターが、私が生まれて初めて手にしたパソコンでした。
その当時は当然黒い背景に白い文字が無機質に映し出されるいわゆる「DOS」画面しかなかったので、円を描くコマンドだけを覚えて円の大きさや色を変えてみては一喜一憂してみたり、5 inchのFDD(もう見たことがない人の方が多いのではないでしょうか)4枚組で販売されていた光栄の三國志IIIで遊んでいたりしていました。
それから大人になるにつれて、パソコンに触れる機会がどんどん遠のいていったのですが、運命のいたずらか時代の流れかわかりませんが、フォローウインドが設立された1996年に再びパソコンと向き合うことになりました。
1996年当時はWindows95全盛期で、定額制のブロードバンドなどは当然ありません。iPodもYouTubeも想像もつかなかった時代です。パソコンと電話線をモデムでつないで、やっとの思いで開いたMSNを遅いながらもブラウジングし、ワープロだ表計算だと意味もわからずに文章や足し算をして楽しんでいました。ダイヤルアップルーターでLANを構築することが花形の技術であった時代でした。レーザープリンタの価格は非常に高く、もちろんパソコンのスペックは今のものと比較するまでもなく非常にロースペックで、何かトラブルがあっても質問できる人さえ周りにいない状態でした。
学生時代にフォローウインドでアルバイトをすることになり、初めて任されたパソコンの仕事は年賀状ソフトの「住所録入力」でした。確か1,000件程度の顧客データを入力する作業だったと記憶しています。もちろん当時はブラインドタッチなどできるわけもなく、小指でキーボードを打つことがうまく行かずに、ものすごいストレスに感じていたことを覚えています。
おそらく800件程度入力した頃だったと思います。
消えちゃいました。。。
住所録のデータが。。。
跡形もなく一瞬で。。。
ほんとうにショックでした。全てが無に返るとはこのことです。なぜ消えたかなどわかるわけもありません。ただただ慰められたことだけを鮮明に覚えています。
しばらく月日が過ぎて、ひょんなきっかけから本格的にパソコンの仕事に携わることになりました。私の人生を大きく変えたタクトコンサルティングでの数年間。
様々な体験や失敗を繰り返しながら、色々な人々に出会い助けられ叱られながらも、どんな時も隣にパソコンがある環境で学ばせて頂き、いつも新しい事にチャレンジさせて頂きました。
生まれて初めてサーバーというものに触れ、ネットワークと呼ばれる世界の入り口に立ち、ホームページがHTMLと呼ばれるプログラムで動いていることを知った頃です。
ウイルスに感染したパソコンを一日がかりで直したこともあれば、社内のパソコンのマウスを1つ1つ取り替える作業もやりました。
私にとってのタクトコンサルティング、私にとっての本郷尚先生との邂逅は、まさに今の自分自身の原点であり、一生の糧となりました。全てが今日の自分につながっています。
タクトコンサルティング在籍時にお付き合いをさせて頂きました、田原大三郎法律事務所様と大門幹夫司法書士事務所様にお声をかけて頂く形で、フォローウインド システム事業部は産声を上げました。
フォローウインド システム事業部はこれから更なる飛躍を目指して邁進して行きます。
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