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2016.03.09 ITWebクラウド

Webサーバーのバックアップについて考える

お客様のWebサイトを制作するにあたって、Webサーバーの選定も非常に重要な要素です。


Movable Typeとデータベース

フォローウインドではCMS(コンテンツマネジメントシステム)に、

Six Apart社のMovable Typeを導入しています。

Movable Typeにはデータベースが必要になります。

MySQLが使えないと、Movable Typeも使えません。

さすがに最近のホスティングサーバーで、データベースが使えないところはなくなりましたが、

一昔前までは有償オプションだった時代もあります。

またCMS以外にも、顧客管理システムや会員システムなどを、

Webでがんがん動かす事が多くなってきています。

どちらかと言うとこっちのデータの方が重要性が高いので、

是が非でも入念なバックアップは取っておきたいところです。

データベースをバックアップする

問題はこのデータベースです。

サイトのコンテンツデータは基本的にデータベースに保存されます。

なのでバックアップは非常に重要です。

もちろんPHPMyAdminあたりでバックアップすれば良いのですが、

PHPMyAdminには自動バックアップの機能がありません。

シェルが使えるサーバーであれば、スクリプトを組んでCronで回せますが、

共用サーバーでシェルログインを許可しているところは少ないですね。

データベースだけでなく、可能であればWebサーバー全体をバックアップしてくれると、

万が一の時に非常に助かります。

ただしサーバー会社の都合によるバックアップではなく、

契約ユーザーが自由にリストアできるサービスでないと意味がありません。

また世代バックアップが設定できると、

これまた安全性が増します。

帯に短したすきに長し

フォローウインドのお客様で最も利用されている共用サーバーは、

NTTPCのWebArena SuiteXです。

WebArena SuiteXはバックアップがオプションです。

Webもデータベースも自動でバックアップしてくれます。

1世代までは無料です。

ただし1世代の場合、バックアップ間隔が、

週次 or 月次となります。

デイリーでのバックアップは有償の3世代か7世代を申し込む必要があります。

次に利用者が多いのがさくらインターネットの共用サーバー。

ただ残念なことにさくらにはバックアップサービスがありません。

あとはheteml。

hetemlは月額700円のオプションで、最大7世代のバックアップが可能です。

金額的にも内容的にもベストです。

ただしhetemlの残念なところは、SSL証明書がグローバルサインのクイック認証SSLしか使えないというところです。

フォローウインドのお客様では、ほぼ企業実在認証のSSL証明書を利用するので、

これでは提案・導入ができません。

VPSとクラウドだと?

WebArenaのVPSにもバックアップオプションがあります。

金額は若干高いですが、サーバーのイメージ丸ごとバックアップしてくれます。

実は大きな声では言えませんが、以前お客様のWebサイトで不具合が発生して、

にっちもさっちも行かなかったので、前日のイメージから復元したことが過去に1回だけあります。。。

さくらのVPSだとまたまたバックアップないんですよね。。。

ん?待てよ?

もうVPSにこだわる必要はないな?

時代はやっぱりクラウド!

クラウドだったらイメージバックアップも簡単にできるし、

かつシェルスクリプトも使ってバックアップの冗長化も可能だ。

やっぱりAWS!

となると、フォローウインドではAWSの1本推しですね。

散々、今までAWSのことを書いてきたので。

他のクラウドが悪いわけではないんです。

さくらもIDCFもNiftyも全然ありだと思います。

でもクラウドの雄はやっぱりAmazon!

root権限がある前提でのバックアップの一例です。

まず、朝方4時頃にWebコンテンツとデータベースを、

他のストレージにあるディレクトリに複製します。

そしてそのデータをAmazon S3に圧縮してバックアップします。

上記が全て終わったら、仮想マシンのイメージをスナップショット取ります。

スナップショットの履歴は大体3〜7日くらいですね。

もちろんバックアップを使わなければいけない事態に陥らないことが重要です。

でもお客様の大切なWebサイトやデータベースの保守管理を任されている以上、

可能な限りのリスクヘッジは必要だと考えています。

(山下 史彦)

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